2023/9/13
【インタビュー】幾坂 一敬先生(令和5年入職)
パティシエを夢見たときも…
でも僕が本気で目指したのは「保育士」でした
私の至福のひととき:
大好きなキャラクターグッズを集めています‼︎
パティシエを目指したからこそ出会った「保育士」という仕事
―幾坂先生が保育士を目指したきっかけを教えてください
僕は中学生の頃からパティシエになることを夢見ていたので、食品について専門的に学べる高校へ進学しました。この学校との出会いが、僕の人生を大きく変えてくれたと思います。
学校のイベントもユニークなものばかりで、中でも印象に残っているのが保育園児との田植え体験でした。その後一緒に稲刈りをして、収穫したお米から米粉を作ってクッキーを焼いたりするというイベントだったので、年間を通して、子どもたちと接する機会に恵まれました。その時に感じたのが、子どもたちと関わる時間が「とても楽しい」ということでした。
イベントでご一緒した先生もとても楽しそうに仕事をされていたので、「保育士」という仕事はやりがいのありそうだなと興味を持ったことがきっかけです。
―パティシエを目指していたとは驚きです。それがきっかけで保育の道へ進んだんですね。
そうなんです。ですから、進学をするにあたり、保育士になる道を選びました。
もちろん、男性で保育士を目指すということに不安がなかったわけではありませんが、高校の先生に進路相談すると、「すごくいいと思う‼︎」と背中を押してもらえましたし、友人からも「似合っている‼︎」と言ってもらえたことが自信につながったので、保育の道に進むことにしました。
―保育科に進学してみてどうでしたか?
とても楽しくて、びっくりしました!!
ダンスとか実技のクラスは特に楽しかったですね。友達と一緒に取り組めたことも良い思い出になっています。
男子もクラスに5人いました。全体で12人くらいは男性保育士を目指している仲間がいたと思います。彼らとは特別に強い絆で結ばれていたと思いますし、今ではそれぞれの就職先で頑張っています。
休みの日に集まったりすると、お互いの近況報告をしながら、楽しい時間を過ごしています‼︎
保育中の幾坂先生の様子
清泉愛育園と僕をつなげてくれた「スマイル(笑顔)」
―支え合える仲間がいるというのは素敵なことですね。幾坂先生は清泉愛育園のどんなところに魅力を感じて入職しましたか?
元々僕は清泉愛育園のことを知らなかったんです。
でも、友達から僕にピッタリの保育園があるよ‼︎と教えてもらったことがきっかけでした。
僕は学生時代、マクドナルドでアルバイトをしていた経験があります。みなさんもご存知の通り、マクドナルドと言えば「スマイル」ですよね(笑)
僕にとって「笑顔と感謝」はアルバイトをしていた頃から大切にしてきたモットーだったので、まさかまさか、そのモットーを大事にしている保育園に出会えるなんて、運命の出会いだなと思いました。
―「笑顔と感謝」‼︎ 大切にしていることが同じというのは大事なことですね。働き始めてどうですか?
僕は松阪園で勤務していますが、新設の園なので新人保育士もたくさんいます。
大変なことも多いでしょ?と言われますが、先輩の先生たちが優しく見守ってくださるので、やりたい保育にチャレンジできる環境だなと感じています。
先輩に相談しやすい環境が整っているので、「こんな保育をしてみたい」と相談すると、「一回やってみたらどうかな?」と否定せずに受け入れてくれるというのが嬉しいところだなと思います。
―先生たちが伸び伸び保育できるのはいいことですね。
保育だけじゃないですよ。いろんな仕事を任せてもらえるのも嬉しいです。
先日はデイキャンプの写真係を担当したんですが、同期の仲間と一緒に動画制作までして、キャンプの最後に上映会をさせてもらったんです。
保護者のみなさんや先生、子どもたちと一緒に動画を見ながら、なんだか込み上げてくるものがあって…保護者よりも号泣していたのは僕でした(笑)
自分の仕事が誰かの笑顔を作っているんだなと実感することができた時間でした。
一人一人を大切にする保育を目指して
―念願の保育士になれた今、幾坂先生はどんな保育を目指していますか?
僕は学生の頃に、ソフトテニスをやっていました。今でも体を動かすことは大好きです。
ですから、子どもたちと体を動かしながら、リズム遊びや追いかけっこなど、一緒に楽しむ保育を心がけています。
少しずつ保育にも慣れてきて、心にも余裕が出てきたと思いますので、これからは今まで以上に子どもたち一人一人との関わりを大切にしていきたいなと思っています。
そして、子どもたちの自然な笑顔を大切にできる保育をしていきたいなと思っています‼︎